子宮体癌 手術前 説明 産科 麻酔科
4/23ついに手術の説明です。
母と姉が一緒に来てくれました。
悪性の腫瘍であることは確定していますが、
大きさや転移の有無はまだきいていません。
不安でいっぱいです。
前日の夜はほとんど眠れませんでした。
時間がきて中に入ると先生の前に私が座り、
母が横で、姉は少し後ろに座っています。
「MRIでみると、思ったほどすすんでいないようです。(ほっ)
あちらの病院の病理検査では悪性度がG2でしたが、こちらの病理医はG1
という見立てです。
開けてみないとはっきりはしないですが、
ステージ1B(はじめてステージについてふれた)
ぐらいではないかと思います。ただ、最初にお話ししたように、若いですし、
子宮から卵巣に飛ぶと非常に危ないので、子宮卵巣卵管 をとる、
準広汎子宮全摘出術になります。
自己血をとってもらったと思いますが、
リンパに転移が多ければ拡大してとります。
その際は上半身のほうまで切ることになりますので、手術の時間は伸びます。
あとで、麻酔科の先生の説明もありますが、2種類の麻酔をいれます。
全身麻酔と硬膜外麻酔というものを使います。」
硬膜外麻酔は,脊髄くも膜下麻酔よりはもうすこし浅い所にある脊髄をおおっている硬膜という膜の外側に麻酔薬を注入し,神経を一時的にしびれさせます。
いずれの場合も,左の図のように手術台の上で横向きになり,看護師がお手伝いしますので,海老のように体を丸くしていただきます。 十分に背中を丸めていないと,麻酔のための注射針がはいりにくいためです。
痛み止めの注射のあとは,背中が押される感じがするだけのことが多いですが,もし痛ければ,痛み止めを追加しますから,遠慮なく言って下さい。
背中を消毒し,背中を触りながら背骨の隙間を探し,位置を決めてから痛み止めの注射をします。注射をしている間は危ないので急に動かないようにしてください。
脊髄くも膜下麻酔の場合は横になっている間に麻酔薬を入れます。すぐに足やお尻がしびれてきます。 硬膜外麻酔の場合は,針を入れるまでの手順は脊髄くも膜下麻酔と同様ですが,右の図のように,針の中に直径1 mmの細い管を入れてから針を抜きます。
針が抜けたら,細い管を背中にバンソウコウで貼っておきます。やわらかい材質ですので,上を向いて寝ていただいて違和感はないと思います。麻酔薬は,この管を使って入れていきます。
ザっというとこんな説明でしたが、
もっと丁寧に図を描いて説明してくれました。
術後の後遺症で考えられるものは、
尿道のギリギリまで触るので、尿管が傷ついて排尿障害が残る可能性がある
リンパ節をとるので、リンパ浮腫になる可能性がある
術後できるだけすぐ動かないと、腸閉塞になる(痛くても歩け)
でした。
特に腸閉塞は何度も何度も、退院するまで(なんならしても)
いわれ続けました。。。"(-""-)"
その後、麻酔科行って、入院手続きをして帰宅しました。
麻酔のアレルギー話で母が再びビビッてました。(笑)
ちなみに私は最初に内科入院でしたが、
内科は半個室(トイレありシャワーなし)
1日¥5000にしました。
産科は個室か大部屋かしか空いてなかったので、思いきって
個室にしました(^O^)
1日¥10000でしたが、人生に何度もないことと信じて、決めました。
※保険の話はまた記入します。
人がいたほうが気がまぎれる説もありますが、
産科に関してはこれが正解でした。
(入院のお話で触れたいと思います。)
これで入院の前の手続きは終了で、明後日から内科で入院です。
糖尿のほうの数値も良くなればいいんですが。。。