③の続き。
内膜掻把が終わり、結果までは3週間程度かかるとのこと。
その間の気持ちはなんともいえません。
パソコンで調べて一喜一憂する毎日。
違うよ絶対、といってくれる方も多く、その言葉で浮上。
ネットで落ち込む。
この繰り返し。・・・ネットって怖いですよ。
なんでも載ってる。正しいかどうかも分からないのに。
そして、やきもきしながらも
2週間ぐらいたったころ、会社で人事異動があり、新体制に。
上司も変更、組織も変更。
(仕事ですが、私はある小売店で店長をしています。)
最初の会議で上司
「今日初めての会議で発表するのもなんですが、
Aさんが肺がんで手術するので5月から休みます。
応援が必要になりますので、シフト調整の為できるだけ自由時間空けておいてください。」
え~~っ。私も手術する可能性あるのに…。
応援入れられたらどうしよう。
言っとくべきか言わないべきか。。。迷う。
もし言わずに突然長休にとなると困るだろうと思い、告げておこうと決意。
(この時点では違うと信じていたかった)
休憩中上司に「実は私も今子宮がんの検査中なんです。ひょっとしたら
5.6月中にも手術になるかもしれません。」
「えー!そんな連続で(ある~的な)。
はっきりわかるのはいつ頃?違う可能性も高いんでしょう。」
「一応先生からは今週中か来週にはでるといわれています。
分かり次第ご連絡いたします。」
そんな会話のあと2時間後、病院から電話が
今まで一度も連絡とか
きたことなかったのに。
なぜ?????
恐怖と疑問でいっぱいですが、かけなおすと
「検査の結果がでたので、ご連絡いたしました。」
早いということは、悪い知らせが多いとネットでは書いてあったので
やはり癌なのかと暗い気持ちになりました。
ところが看護師さんが
「いつでも都合のいい時で大丈夫ですよ。」
と言われたので、いそがなくていいというなら、きっと癌じゃなかったんだ~
と安心。
母にも早く電話かかってきたけど、看護師さんがそういったよ
と告げると、気にしてると思って電話かけてくれたんでしょ。大丈夫でしょ。と
金曜日電話がかかってきて、土日は仕事。
月曜に病院へ行こうと決めて
月曜日再び病院へ。
相変わらず混んでます。
心臓は朝からバクバクです。
落ち着きが全くありません。一緒に行った母も同様です。
手を握ってくれています。手が緊張で汗(;^ω^)だらけ
呼ばれて診察室へ母も一緒に入りました。
先生の顔を見た瞬間分かりました。
(あっこれは、私癌なんだな)
そのぐらい普段は柔和な先生の顔が真剣でした。
(男の先生です。)
「 病理検査の結果から言いますと、残念ながら悪性のものです。」
母に目をやると完全に凍りついています。
私もあまりに現実感がないので、黙っています。
「僕の患者さんのなかでは今までで一番若い体癌の患者です。
若いだけに今回検査をして本当に良かったと思います。
いまから紹介状書きますので、
すぐに大きい病院で手術の手配をしてもらってください。
近くに大きい病院ありますか。紹介状はどこでも書けます。」
母「ちょっと待ってください。悪性なのは間違いないんですか。
子宮とるということですか。命に関わるほどすすんでるんですか?」
矢継ぎ早に母が質問しますが、
先生は今の段階ではなんともいえない。
大きい病院でMRIやCTで検査してみないとどの段階かは断言できない。と。
家の近くの大きい病院に、
新しい産婦人科の先生がきているからこの先生の紹介状をもらうことに。
母が「その先生腕がいいんですか。信用できるんですか。」
とかめっちゃ失礼なこと聞いてる(笑)
先生「本当に最近来たからよく知らないけど、(えー!!)
経歴と経験はなかなかのものだから、大丈夫ですよ。」
と安心していいんだか分からないコメント。
こうして私は(子宮内膜癌)である。(糖尿も)
ということがついに発覚したのです。
ここから私と家族の辛い時期が続きます。
次回は家族・友達への連絡のお話になります。